
鳥脅しラインの画像: Nelson Miranda
トリライン張力測定装置は、曳航中のトリラインの張力を測定して、トリラインが使用されているかを示すことができます。さらに、この装置を使って、夜間投縄が実施されているかも確認することができます。この装置は下記で販売されています。
装置をトリラインに取り付け、張力を連続記録し、データを船内のモニターにワイヤレス送信します。複数の船舶データをクラウド・データベースに送信することも可能で、担当官が陸上施設から漁船のトリライン使用状況を確認することができます。
この装置は時刻も記録するため、夜間投縄の実施を示すためにも利用できます。
推奨最小要件
- 全操業において装置を稼働させること
- 装置からのデータを各操業に相互参照すること
確認事項
漁船が各操業でトリラインを使用したか確認するには、漁船のログブック、電子モニタリング(EM)の映像、またはオブザーバーデータから操業開始・終了時刻を調べ、トリライン張力測定装置で収集したデータと比較します。
漁船が夜間投縄を実施したか確認するには、漁船のログブック、電子モニタリング(EM)の映像、またはオブザーバーデータから操業位置(緯度と経度)を調べ、日の入りと日の出の時刻を確認し、トリライン張力測定装置で収集したデータと比較します。